目次
ピラティスで本当に痩せるの?
女性がピラティスというエクササイズをダイエットや美容目的で始めるケースも少なくありません。
多くの世界中の有名なモデルさんや芸能人がピラティスをしており、美しいスタイルの維持のための手段の一つとして取り入れています。
間違いなくピラティスをすることで姿勢が良くなり、しなやかな動きを作りだすことができるので美容に対して非常に効果的なエクササイズです。
しかし、ピラティスを「痩せる」という点で考えた場合には効果はどれほどなのでしょうか?
正直なところ、ピラティスは短期間で「痩せたい」「脂肪を落としたい」という方にとっては向いていません。
短期間で結果がとにかく出したいのであれば、「ライ◯ップ」のようなボディメイク専門のところで高額な金額を払って指導を受ければ結果はでるでしょう。
結果にコミットしてくれるはずです。
とはいえ、ピラティスを継続してゆくことで「美しく痩せる」ことは可能です。
ピラティスと「美しく痩せる」という点について考えてみました。
そもそも「痩せる」にはどうしたらいいの?

筋肉か脂肪か?
まずは、痩せるために必要なことを考えてみましょう
痩せるため必要なことは非常にシンプルです。
人間の体は「骨」という土台の上に「筋肉」と「脂肪」がついて形づくられています。
よって、見た目やスタイルは「筋肉」と「脂肪」の量の割合でしかいないということです。
骨自体は自分で変えることはほとんどできません。
自分でコントールができるのは「筋肉」と「脂肪」ですからこの2つに対してどう割合を調整してゆくのかということがポイントです。
【筋肉と脂肪の割合を調整するには?】
①筋肉量を増やす
②筋肉量を維持する
③筋肉量を減らす
④脂肪量を増やす
⑤脂肪量を維持する
⑥脂肪量を減らす
体重を減らしたければ、①と⑥で筋肉量と脂肪量を両方とも減らしてしまえば体重自体は減ります。
当然ながらこれでは健康的ではありません。
痩せようと考えたときに多くは「④脂肪量を減らす」ということが目的になるかと思います。
脂肪量を減らすには?
脂肪量を減らすために必要なことはシンプルです。
・摂取カロリー<消費カロリー=痩せる(脂肪が減る)
・摂取カロリー>消費カロリー=太る(脂肪が増える)
いかにして摂取カロリーを減らして、消費カロリーを増やすか?ということを考えてゆけばいいわけです。
消費カロリーを増やすにはどうしたらいいの?
上記の式で考えれば、摂取カロリーをゼロにしてしまえば間違いなく消費カロリーを上回るわけですから結果的に痩せます。
しかし、これでは健康的はなく「美しく痩せる」には程遠いです。
食事を食べないようにして痩せることがいかに不健康かということです。
摂取カロリーをそこそこに押さえながら、消費カロリーを増やしてゆくことを考えてみましょう。
カロリーを消費する!
基礎代謝と運動代謝とは?
カロリーを消費する重要な要素が2つあります。①基礎代謝と②運動代謝です。

【重要】基礎代謝と筋肉の関係
①基礎代謝とは?
「基礎代謝」とは、生命を維持するために最低限必要なエネルギーのことです。
簡単にいうと寝ていても消費されるカロリーのことです。
私たちの身体は生命を維持するために、様々な活動を無意識に常に行っています。
内臓が活動するためのエネルギーや体温を維持するためのエネルギーなどを合わせて基礎代謝と言います。
基礎代謝は消費カロリー全体の60%を占めています。
よって痩せるために基礎代謝を考えることは必須です。
基礎代謝を上げることができれば、普通に生活をしているだけで消費カロリーを高めてくれますので非常にお得なわけです。
「痩せやすい体質へ改善しよう!」などと一般的に言われるのはこの基礎代謝を上げることによります。
では、次に基礎代謝の内訳を考えてみましょう。
基礎代謝の約30%が筋肉が担っています。
その他は内臓器官などによるものですから自分でコントロールは難しいです。
一方、筋肉は自分の努力次第では増やすことも可能ですよね。
つまり、基礎代謝を上げるには筋肉量を増やすことがポイントになってくるのです。
②運動代謝とは?
運動代謝とは「身体活動によって消費されるカロリー」のことです。
「ダイエットのために運動をしよう!」とウォーキング(有酸素運動)をするのは運動代謝の一部分になります。
身体活動というのは普段の生活での動き全てを含みます。
よって、通勤や家事など日常的な活動も身体活動ですからじっと家にこもっていれば運動代謝は低いし、活動的に外出などをしていれば運動代謝は高くなります。
運動代謝は全エネルギー消費の30%ほどを占めています。
運動代謝を増やすことにために必要なことは「たくさん体を動かす」ということです。
筋トレと有酸素運動はどちらが効果的?
有酸素運動の消費カロリー
上記してきたように、消費カロリーを上げるには基礎代謝をあげて、運動代謝を増やせばよいのです。
痩せるために何をすればよいか?と考えたときにまず最初に思いつくのが、ウォーキングやランニングの有酸素運動です。
有酸素運動は運動代謝を上げることになりますが、実際には運動でカロリーを消費するには結構時間がかかることです。
例えば、体重65kgの男性が20分間ジョギングをしても消費カロリーは約140kcalにしかなりません。
(ちなみに、おにぎり1個は約200kcal)
有酸素運動はもちろん重要ですが、効率的な方法とは言いづらいのです。
まずは筋トレをして基礎代謝をあげよう!

筋トレをすることで痩せやすい体質へ
筋力トレーニングという運動自体が運動代謝による消費カロリーがあります。
筋トレをすることの最大のメリットは、筋肉量を増やすことによる基礎代謝の向上です。
基礎代謝が高まれば初期設定で消費カロリーが高まるので「痩せやすい体質」になります。
運動不足で筋力が低下している場合には、まずは筋トレをすることが有効です。
筋トレの素晴らしい点は、バランスよく行うことでボディラインがくっきりと形づくれることです。
カロリー消費をして脂肪を減らし、筋肉によって見た目も美しくなるという効果があります。
☞次のページに進む
「ダイエットにはどんな筋トレが有効なの?」
- 1
- 2
ナカタニさん、こんにちは。
いつもブログの更新ありがとうございます。
その後も、週2回の市内ピラティス教室と
ピラティススタイルさんでのグループレッスン 頑張っています。
今週はスタジオの方が、2回残っていますので 月水ピラティススタイル
火木が地元体育館と
四日連続でピラティスをしてます。
(今日は ピラティススタイルです)
ご相談ですが 本当でしたら1日おき位が
良いのだと思いますが
どうなのでしょうか?
痩せる事に関しては
私はウエストが、とりあえず
戻ってきていまして嬉しい限りです。
あと 最近は腹筋の筋肉痛が心地よいです(笑)
コメントありがとうございます!
すごいですね。
ピラティスのレッスンの内容にもよりますが、負荷の軽めのエクササイズではあれば毎日やってやりすぎということはないと思いますよ。
ピラティスは腹筋を使うエクササイズが多いので、ウエストを細くすることにも繋がると思います(^ ^)