現役女性看護師がピラティスインストラクターの資格取得を目指した理由とは?

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いま医療職にも注目されているピラティスとは?

ピラティスをご存知でしょうか?

ヨガは日本のフィットネスの業界でもはやメジャーな存在となっていますが、ピラティスはヨガと比べるとまだ知名度は低いかと思います。

「ピラティスはなんだか難しそう。」

「ピラティスはヨガよりもハードらしい。だから一般の人向けじゃないよ。」

「ピラティスの流行はもう終わったらしい。」「ただのブームだった。」

とある掲示板で最近こんな内容を見かけました。

よく読んでみると、ピラティス初心者の質問に対してピラティスをあまり理解していない人が寄せ集めの知識で上記のようなやりとりをしてるようでした。

このような偏った情報はピラティスの一部でしかありませんし、間違っていたりします。

ピラティスの考え方は病気の人からアスリートまで幅広く対応します。

それは、ピラティスには本質的に人間の健康にとって重要なエッセンスが詰まっているからです。

 

 

医療現場でもピラティスは応用されている

ピラティスは本来はリハビリテーションを根源としたエクササイズです。

ピラティスさんという人が、「どうしたら年齢にかかわらず心身ともに健康な状態で過ごすことができるか?」という点に対して考案されたものがピラティスエクササイズです。

その頃はピラティスの科学的な正しさはまだ証明されていませんでしたが、今となっては医学的にもその有用性が証明されてきています。

アメリカなどではピラティスを医療現場で応用することはメジャーになっており、日本でも医療職からの関心が高まってきています。

超高齢化社会をむかえている日本において医療費は増大するばかりであり、このままでは医療が破綻すると言われています。

この状況に対して予防医療の重要性が高まってきています。

予防医療においてピラティスはその力を発揮します。

「自分の心と体をコントロールする」
「自分の体は自分で守る」

リハビリテーションと根源としたピラティスはこれから確実に広まってゆくだろうと思われる予防領域で活躍したいと考えている医療者にとってはぴったりなのです。

 

 

 

ピラティスインストラクターの資格を目指すことにした
看護師のRさん

今回は看護師として普段は医療現場でご活躍されているRさんにインタビューをさせていただきました。

Rさんは先日ピラティスの体験レッスンを受け、ピラティスインストラクターの資格取得を目指して養成コースにも入られたとのことです。

そのきっかけや目的は何だっだのでしょう?

Rさんのピラティスに対するその熱い思いを聞いてみました。

 

 

Rさんは看護師としてどんな仕事をしているの?

ナカタニ

Rさん。
こんにちは。
本日はどうぞよろしくお願いします!

Rさん

こんにちは!
よろしくお願いします。

 

 

ナカタニ

まず、最初にRさんの普段のお仕事について教えて教えていただけますか?

Rさん

私は現在、整形外科内科のクリニック勤務しています。

在宅訪問診療も行っています。

訪問診療では医師に同行して在宅生活をしている患者さんのご自宅に伺います。

訪問看護では看護師が単独で点滴や必要な処置行うために、日々患者様の家を飛び回っております(笑)

訪問看護の中にはリハビリ目的のケースもありますよ!

そして帰ってきてからは、クリニックで外来勤務を行っています。

ナカタニ

すごい。

クリニックでの外来に加えて、在宅まで幅広くご活躍されているのですね!

訪問看護で看護師さんがリハビリも行ってくれるのは、私たち理学療法士としても助かっています。

 

 

 

Rさんがピラティスを始めようと思ったきっかけは?

ナカタニ

Rさんは看護師として勤務するなかで、ピラティスを学びたいと思ったのですよね。

ピラティスを始めようと考えるようになったきっかけは何だったのでしょうか?

 

Rさん

ピラティスを始めようと思ったきっかけは大きく分ける2つあります。

①看護師として働いている中で感じたこと。
②私自身の身体の不調。
この2つです。

 

ナカタニ

では、「①看護師として働いている中で感じたこと」について教えて頂けますか?

 

 

 

ピラティスのきっかけ①
「看護師として働いている中で感じたこと」

Rさん

それは、母親のターミナルケア(終末期の患者さんの介護)をなさってる娘さんの声でした。

その方はまだ60歳代前半です。こんなことをおっしゃっていました。

「毎日の母親の介護で外に全く出れない。」

「オムツ交換などのケアを繰り返しすることで腰が痛い。」

「自分の生活が介護でがんじからめになっている。」

「介護されている母親には訪問でリハビリやマッサージは来るけど、介護している側の私の体がもうしんどい」

「腰痛もあるのに整骨院にも行けない。」

悲痛な娘様の声でした。

その娘様は綺麗な方で私たちが訪問看護で自宅に行ってもいつもお化粧とか綺麗にされていています。

「自分も健康に関心あり、心も体も健康で綺麗でありたい」

と話されてました。

 

ナカタニ

なるほど。

看護師として在宅ケアをするなかで、患者さんを介護する側のご家族のリアルな現状を知ったことがきっかけだったのですね。

それを聞いたRさんはどうされたのですか?

 

Rさん

「母親にはリハビリ来てくれてるけど、私も運動をしたい。」

「外に出れないから、自宅で自分できるようになりたい。」

「体幹トレーニングしたいのよね。ストレッチポールはあるし。」

このように娘さんは話されました。

廃用症候群で動かさなければ硬くなってしまう寝たきりの患者様だけのケアはもちろん大切です。

しかしそれ以外にも、長い介護生活の中の家族の予防的ケアは本当に大切なんだなと気付きました。

「外に出れないから、整骨院やマッサージも行けない。」
という娘さんの現状が、私の心に刺さりました。

それから、私は様々な方法を探し始めたのです。

 

ナカタニ

具体的にはどんな方法を探されたのですか?

 

Rさん

そこで最初に私は「体幹トレーニング」で検索して調べはじめました。

ピラティスやヨガはなんとなく知っていましたが、それ以外にもよい方法がないかと模索していたのです。

私は家でストレッチポールを愛用して、基本的なベーシックエクササイズは行っていました。

ストレッチポールを使用したコア・コンディショニングで勉強をしてゆくか?
それとも、精神的な要素も大きく関わるヨガにするか?ピラティスにするか?

理学療法士の人・理学療法士の学校の教員の人など、周りの人たちからもとにかく情報を集めました。

そのなかで最終的にたどり着いたのが「ピラティス」でした。

 

ナカタニ

すごいですね。
かなりの情報収集をされた結果、最終的にはピラティスだったのですね!

その決めては何だったのですか?

 

Rさん

そうですね。

①ピラティスは本来が戦争で負傷した患者のためのリハビリだったこと。
 患者さんに負担かけない方法でケアできるし、症状の対象治療より、根本的なケアだということ。

②単なる体を鍛えるだけのエクササイズではなく、自分自身の体に向きあって意識を深めるということ。

これらは身体的にもマインド的にも、
「私はこれがやりたい、これを習いたい!」と、ストンと落ちてきたのがピラティスでした。

 

 

ピラティスのきっかけ②
Rさん自身の体の不調

ナカタニ

では、ピラティスを始めたもう一つのきっかけである「Rさん自身の体の不調」について教えていただけますか?

 

Rさん

私は以前から、常に肩(特に右側)に力を入れるクセや寝たときの歯ぎしりのクセがありました。

「あ、肩に力入ってる。呼吸してない。」とかで気がついたり、

夜中には「あ、体や歯に力が入ってる。」とたびたび起きてしまったりがありました。

呼吸が浅いことも気にはなっていました。

Rさん

あと、この年で大きく自分の気持ちが動いたのは、原因がないみぞおちの痛み!

この症状は何年も前から急に出現します。
のたうちまわるような強い痛みです。

薬を飲んでも全く効かず夜中に救急で一泊入院。
ということが一年に一度はありました。

 

ナカタニ

それはつらいですね。

病院では何か診断はされたのですか?

 

Rさん

3ヶ月前くらいも同じような症状がでたので病院にいきました。

病院では胃カメラや造影CT、エコーなどの結果は。。
「内科的にはどこも悪くない」との診断。

医師が言うには、私と同じ様な症状の人はいるけど、全く原因がない人が多いみたいです。

結局、「機能性ディスペプシア」というとってつけたような診断名でした。

 

ナカタニ

機能性ディスペプシア?

 

Rさん

原因不明で、よくわからないから精神的な影響じゃないかと。

メンタルの影響といわれるくらいなら、
「なにか原因があればよかったのに!」とも思いましたが。

仕事やプライベートでそれなりにストレスはありましたが、
「まさか私が・・・」
といった感じでした。

 

ナカタニ

確かに。
なにか原因が明確だったほうが気分的にはすっきりしますよね。

私も原因不明の腰痛ってのも本当につらかったです。

 

Rさん

そうなんです。

でも、病院にいっても治療してくれるわけでもないので結局は「治すのは自分自身だな!」とおもいました。

治すのは自分自身とはいっても、
「私は自分の取り扱いがわからない」
「無意識にいろいろなクセがでている」

だから、まずは自分と向き合ってみようと。

「自分と向き合って、自分の力で治す。」そんな視点で検索してみると、やはりピラティスが合っているのではないかと思ったのです。

 

 

ピラティスを始めることにしたRさん
どこで始めたの?

ナカタニ

①看護師としての現場での悩み
②自身の身体管理

この2つに対してピラティスを選んだのですね!

ピラティスはどこで始めたのですか?

 

Rさん

まずは「ピラティスを体験してみよう!」と思いました。

また、ピラティスのインストラクターの資格にも興味があったのでインストラクター養成コースの説明会を開催しているところを探していました。

ピラティススタジオもたくさんあるし、インストラクター養成コースもいろいろな団体があって本当に悩みましたがBASIピラティスというところで体験レッスンを受けてみることにしました。

 

 

ナカタニ

BASIピラティスですね!

BASIピラティスは最近、医療分野にも力を入れてきている団体なので医療者が学ぶには適しているかと思います。

インストラクター養成コースもそこで申し込まれたのですか?

 

Rさん

はい。そうです!

BASIピラティスの体験レッスンと養成コースの説明会が同日にあったのですが、もうその日のうちに即決でした。

「ここで私はピラティスを学びたい!」と感じて、インストラクター養成コースの申し込みをしました。

 

 

ナカタニ

素晴らしい決断力!

ピラティスに魅力と可能性を感じられたのですね!

 

ナカタニ

インストラクター養成コース頑張ってくださいね。

医療分野でピラティスを教え・広めてゆけるが増えると嬉しいです。

応援しています!

本日はありがとうございました!

 

Rさん

ありがとうございました!

 

 

 

ピラティスは医療職にきっと役に立つ

今回は、現役看護師でピラティスインストラクターの資格取得を目指しているRさんにお話を伺いました。

ピラティスの特徴は
「自分の心と体をコントロールしましょう」
「自分の体は自分で守る」
という考え方が根底にあることです。

冒頭でも説明したように、医療費は増大しつづけていることが大きな問題となっています。

この現状によって、今までは病院に入院していたような重症な患者さんも在宅で介護をしてもらいながら生活をするケースが増えてきています。

これは介護する家族にも影響は大きく、介護する側が心身ともに疲れてしまうことも少なくありません。

介護する側の健康も維持してゆく必要があるわけです。

しかしながら、介護する側はサービスを受けているわけではありませんので自分で管理をしていただくしかない。

そんな人にとって、「ピラティスの考え方」はとてもマッチしていると思います。

介護者に対して、自宅で自分でできるようにピラティスを教えてあげれば、腰痛になりにい体の使い方(介護動作の仕方)にもつなげてゆくことも可能です。

 

また、医療者自身が健康であることも大切です。

例えば、腰痛のある医療者が腰痛患者の治療をしている構図はなんとも残念な感じがします。
(過去の私がそうでした)

自己の経験は間違いなく患者さんの指導にも生きてきます。

ピラティスを通じて自分が健康で生き生きと生活ができ、かつそれは患者さんにも還元できる。

ピラティスは医療者にきっと役に立つ。

いや、絶対に役に立つ!と思います。

まずは、BASIピラティスを1000円で体験してみる

 

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