目次
ピラティスに興味はあるけど
その一歩がなかなか踏み出せない理学療法士へ読んでほしい。
・「ピラティス」は聞いたことあるし興味がある。
・ピラティスはリハビリにも応用できるらしいし、理学療法士として勉強の一環として学んでみたいと思っている。
・気になってはいるんだけど、なかなかそのきっかけがない。
・周りにピラティスを実践・勉強している人がいなくて情報がない。
・学びたいけど、まずは最初に勉強会にいけばいいのか?ピラティススタジオに行けばいいのか?もわからない。
こんな感じで「ピラティス」には興味があっても、その一歩が踏み出せない理学療法士もいるかと思います。
今回はそんな理学療法士に向けての記事です。
最近ピラティススタジオに通い始めたある理学療法士さんにインタビューをしましたので、その内容を対談形式で記事にしました。
少しでも参考になれば幸いです。
ピラティスをついに始めた理学療法士のDさん


普段は病院で勤務をしています。
こちらこそよろしくお願いします。
ピラティスを始めたきっかけは?

Dさんはピラティススタジオに定期的に通われているとのことですが、ピラティスを始めようと思ったきっかけは何ですか?

僕は以前から腰痛持ちでした。
理学療法士として働き始めてからも、腰痛は続いていましたが、我慢しながら働いていました。
しかし、1年目の冬に朝起きたときに強烈なの腰痛に襲われたのです!
それは歩くのも一苦労な程です。
仕事を休んでしまうと色々な方に迷惑が掛かるため、何とか出勤しましたが、腰痛のせいで患者さんの歩行介助が出来ない日などがありました。
その後は治療をしに行ったりすることで、何とか腰痛は軽減してきました。
しかし、「このままでは職場や患者さんの迷惑を掛けてしまう!」と感じました。
それと同時に、「理学療法士という体の専門家なのに、自分自身が腰痛になっていては説得力がない。」とも思いました。
この経験がきっかけで「自分の体を自分で守れるようにしよう!」と決めました。
元々ピラティスの存在は知っており、独学で勉強していたのですが、なかなかエクササイズが上手く出来ませんでした。
独学での習得は難しいと感じたのでしっかり基礎から学ぼうと思い、ピラティスのスタジオでレッスンを受けることを始めました。

ご自身の腰痛があり、それに対する自己管理の手段としてピラティスに興味をもたれたのですね!
きっかけは私と同じですね!
Dさんの腰痛が増悪して理学療法士としての仕事にも支障を来すようになってからは、どんな治療を受けられたのですか?
また、医師の診察は受けられましたか?

はい。
今は自己管理の手段の一つとしてピラティスを学んでいます!
腰痛が悪化して仕事にも支障が出ていたので、職場の上司に相談して姿勢や体の使い方などを診て頂きました。
ストレッチや自主トレーニングを教えて頂いたのでそれを続けることで少し改善してきました。
それ以外としては自分自身で痛みの出ない姿勢の取り方や、力の入れ方などを試行錯誤していました。
病院で医師の診察は受けましたが、画像上では骨や神経に特に異常はないとの診断でした。
なので、痛み止めの薬を処方されただけです。

なるほど。
医師の診察としては画像上問題がなく、腰痛の原因は主に筋肉のアンバランスさによる不良姿勢や普段の体の使い方にあると推測されたわけですね。
ストレッチや自主トレなどで症状の改善がみられたなら、それをいかに継続して自己管理してゆくかが大切ですね。

そうですね。
器質的な問題がないとわかったので、姿勢や体の使い方が原因だとはっきりしました。
姿勢や体の使い方に関しては自己管理の重要であると感じました。
腰痛の自己管理を目的にピラティスを始めたDさん
どこでピラティスを始めたの?

ピラティススタイルのスタジオ内

Dさんはピラティス専門スタジオの「ピラティススタイル(Pilates Style)」に定期的に通われているのですね。
実際に「ピラティススタイル」に通われるようになったきっかけは何ですか?
また、現在はレッスンはどのような形態で受けられていますか?

以前から何度もピラティスを始めようとはしていたのですが、なかなか始めれずにいました。
このRPPのブログで自分の住んでいるエリアにもスタジオがあることを知り、
「体験程度ならとりあえず1回試してみるか!」
という感じで行ってみました。
そしたら、インストラクターの印象も良く、すごく楽しくてそのまま入会しちゃいました。
今はピラティススタイルの月4回レッスンが受けられる会員になっています。
マットピラティス中心のグループレッスンです。
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ピラティスのレッスンをはじめて受けた時の感想は?